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アフターピルの使用方法は性交前ではなく避妊に失敗した性交後に使う

2020年05月12日
カプセルが乗っているスプーン

アフターピルの使用方法は、望まない妊娠を避けるために行うもので、事前に服用するのではなく基本的には避妊に失敗した性交後に用いるものです。妊娠を望まない場合には避妊を行う必要がありますが、確実に妊娠を防ぐのであれば低用量ピルのほかIUS(子宮内システム)やIUD(子宮内避妊用具)、また避妊手術が医療機関が認める確実な方法です。しかし、低用量ピルを除けばいずれも簡単に行えるものではなく、主に出産をした女性がこれ以上、子供を作らないために行われるものです。特に子宮内に器具を挿入する場合には子宮がある程度柔らかくなる必要があり、出産を経験していない人には向いていませんし、避妊手術も法律によって行える条件が定まっています。このため出産が未経験であれば、低用量ピルやアフターピルが女性が主導権をもって確実に行える避妊方法です。

一方で、コンドームは男性が装着しなければなりませんし、場合によっては外れてしまったり破れるという事故もあります。このような時には精液が膣内に入ってしまいその結果、妊娠が起こってしまう可能性があり、このような時に膣内洗浄を行ったとしても確実に精子を取り除くことは困難です。特に排卵日が前後は妊娠確率が高くなりますから、アフターピルを用いて避妊するのが身体への負担を最小限にして確実に行える方法になります。

アフターピルの作用は、一定量の女性ホルモンを体内に取り入れることで排卵を抑制することができます。また排卵後であっても子宮頸管の粘膜質を変化させて精子が卵子と出会うのを防ぎますし、さらに受精してしまった場合でも子宮内膜を変化させて受精卵の着床が起こらなくするというものです。この3つの作用によって、高い確率で妊娠が阻止できるわけですが、着床して妊娠がスタートしてしまうとそれを止めるのは困難になります。

またアフターピルの使用方法にあるように、性交後からいち早く服用することが求められるので、24時間以内であればほぼ100%の妊娠阻止率がありますが、妊娠の可能性が高い性交からの時間が経過すると確率は低下していき、72時間以内になると80%程度にまで落ちます。なお、120時間以内であれば50%程度の妊娠阻止率があります。
ただ実際のところ確率は低下しても妊娠が発生したあとに中断するというのは母体へのリスクが伴うものですから、確率が低くても妊娠を望まないのであれば、安全に避妊できるアフターピルに期待するもの手段です。

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