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モーニングアフターピルとアフターピルに違いはなく呼び方が違うだけ

2020年05月25日
悩んでいる女性

性交後に使用する避妊薬は、モーニングアフターピルやアフターピル、または緊急避妊薬などとも呼ばれますが基本的には同じものです。名称の由来としては、アフターピルはその名の通りアフター(事後)に飲むピル(錠剤)であり、モーニングアフターピルに関しては、性交をしたあとの翌朝(モーニング)に飲むというものです。また日本では緊急避妊薬とも呼ばれますが、その名の通りコンドームが破れるなどして失敗、または避妊できない状況で性交が行われた緊急時に使用する薬ということになります。いずれも名称に違いがありますが、成分に違いはありません。

一方で、注意しなければならないのは性交後に行う妊娠阻止の方法は、このアフターピルを用いた方法のほか医師の判断で行う避妊法があります。ヤッぺ法とも呼ばれる避妊方法で、中用量ピルを2回にわけて服用することで妊娠を阻止する方法です。そもそもピルは女性ホルモン剤であり、これらは月経前症候群や月経困難症などの治療で用いられているもので、現在も症状に応じてクリニックに行けば処方されます。この本来は婦人病の治療に用いられてきた中用量ピルを流用して、医師の判断で緊急避妊をすることができるのがヤッぺ法です。

ヤッぺ法のメリットもアフターピルと同じで妊娠を阻止することができるので、妊娠発生後に処置をするよりも安全性が高いことで、また中用量ピルを流用するので費用が安いといった点が挙げられます。ただ、この方法にはデメリットもあります。本来妊娠を阻止することを目的として開発されたものではないため、医師の責任でしか行えないことや2回にわけて服用するので副作用のリスクが高いことです。

このようなことから緊急避妊法を用いるのは緊急時に限られていましたが、副作用が少なく使いやすい性交後に利用できる薬として登場したのがアフターピルです。アフターピルと避妊法の違いはアフターピルは製薬会社がその用途に妊娠の阻止を定めていることで、また使用回数も1回で良いといったことです。海外ではアフターピルは低用量ピルと並んで用いられる避妊法となっていますが、日本では処方箋薬となっているので、医師のいる病院やクリニックでしか処方を受けることができませんし避妊は健康保険の適応外ですから全額自己負担となります。このため海外と比べると気軽に使える方法ではありませんが、自己責任で海外で発売されているアフターピルを個人輸入して常備薬として備えておくといったことは可能です。

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